四季・旅・愛〜芹洋子ファンサイト  

国民宿舎 青野山荘より津和野城址を望む

■津和野 「津和野にひとり」 山陰・山陽一巡ツアーin1978 part2


白壁の掘り割りにあやめ咲く街、乙女峠に濡れそぼつマリア聖堂、殿町の掘りに群れて棲む錦鯉・・・。
「津和野にひとり」、ちょっと歌謡曲っぽい曲調のこの曲で初めて「津和野」という変わった名前の街を知りました。未だ見ぬ景観に惹かれてとうとうここまでやってきました。
歌詞の中に「旅の手引きにひかされて」やってきたとありますが、まさしくつばめは「よっこおねえさんの歌に引かされて」やってきました。

島根と山口の県境に近いその街は「山陰の小京都」とも呼ばれる青野山の麓に拡がる街でした。
明治の文豪、森鴎外が出たところで、郷土舞踊「鷺舞」を見ることの出来る街でもあります。
今回の山陰・山陽の旅はこの街を見るために来たようなものでした。

国民宿舎に荷物を置いて、早速街を歩きました。なんとあの白壁の裏が駐車場になっていようとは、旅のロマンが5パーセントほどちぢみました。(^^;)
でも「津和野にひとり」の歌詞通り、殿町の掘りに群れて棲む錦鯉、
白壁の掘り割りにあやめ咲く街でした。(咲いてないけど)


その後も近代的な駅、森鴎外の生家、墓所を見学。丁度この時、夏のドラマで森鴎外の生涯を
描いたドラマが放送されていました。大橋純子さんの歌う主題歌が印象的でした。

津和野城址、「津和野にひとり」に出てくるマリア聖堂も見学をしました。
乙女峠に濡れそぼつマリア聖堂。



あわただしく、ハプニング続き(Tは喜んでますが)の山陰・山陽の行程で一時の静かな時間をくれたのが、この津和野の街でした。