四季・旅・愛〜芹洋子ファンサイト  
鳥取砂丘海岸からレストハウスを望む

■鳥取砂丘「風たちはいま」


アルバム「青春の旅〜日本の抒情」のもう一人の作曲家、荒木とよひささんの作曲になる明るい曲です。
しかし詩を読むと結構失恋の曲だったりします。

「あなたと行った旅もいまははるかに」
「こころの溝のいまは深くて」
「結んだ指もいまは冷え冷え」

まったく救いようのない恋愛の終わりを歌った詩。ここには「出会い」を求めた旅は難しそうですね


さて1978年の夏休み、つばめと悪友は大きな旅の計画を実行に移しました。
山陰・山陽を巡る旅です。
もちろんつばめとお馴染み友人Fは芹洋子さんの歌ゆかりの「鳥取砂丘」「津和野」「広島」「倉敷」を次々と巡る旅と位置づけていました。
一方友人Tは、「旅はハプニング・旅はロマン・旅は女の子」とばかりに別の意味のロマンに活気づいてる様子。(^◇^;)



ここで少し紹介を。

友人Fは地方公務員。(下の漫画の真ん中の人物)理論武装なら任せておけの秀才肌。物を買うにも選ぶにも絶対に損をしない理由をつけて選ぶ慎重派。それでかどうかは知りませんが、今日に至るも独身貴族。

友人Tは電子系企業の社員。(下の漫画の運転をしている人物)漫画好き・パソコン好き・ハングライダー好きと、かなりの多趣味。しかし後に残る物が無くそれでかどうかは知りませんが、今日に至るも独身貴族。(^_^;)

鳥取車中

そんな仲間と1978年7月31日深夜出発、東名高速に乗りひたすら西に向かいます。
明け方京都に到着。普段ならここで観光をするのですが今はその先が目的地。
京都タワーを横目で見ながら国道9号線・27号線を舞鶴方面に向かいます。
山陰海岸国立公園に出て日本海と初対面。
鉄橋で日本一の高さを誇る餘部鉄橋をくぐりとうとうお昼頃、鳥取砂丘に着きました。

この年の夏は気温が高いのに、我々を運んでくれるTの日産チェリーF-2 1200DXはエアコン無しの大衆車。
ご覧の通り、少し走ると涼を求めて駐車して人間車ともひと休み。

初日に宿の予約ができなかったため(私たちの定宿は国民宿舎)野宿の予定でしたが、きれい好きのFは漫画のように宿を探す算段をしていました。

砂丘は、はてしなく広く真夏の太陽が容赦なく照りつける、まさに私たちには地獄のようなところでした。
つばめとFはもう体力の限界でTだけは「せっかく来たから海辺まで歩いていこうぜ。」と、とうとう波打ち際まで歩いていきました。
私たち2人は砂丘の端に立ち、Tの健脚を呪いながらやたらタンクトップで元気のある女性達を恨めしく見てました。(^_^;)


さて、いくら何でもこれだけの酷暑の一日。
最後くらいは何としてもお風呂くらいは入りたいものだと、風呂を探しました。
やっと見つけたそれは何と、予約が僅かに遅くて取り逃がした国民宿舎の近くにありました。
丘の上に見える国民宿舎を恨めしく見上げながら、その風呂に入ったら・・・えっ、ちょっと周りが良く見えすぎ。
と言うことはこちらも見えちゃうんじゃ?と心配するような低い位置に立地していました。
そりゃ、私たちは「ヤローども」ですけど以外とナイーブなんですよぉ〜。
温泉

近くのレストランで夕食をとって、公園に入り車を止めてテントを張りました。
Fは「地面は砂地なので昼間の暑さが残っていていやだ」と勝手に車の中で高いびき。
つばめとTがテントに入り寝ることになりました。

私は一回寝たら起きることなく熟睡するほうですがTは眠りが浅いようで、「深夜に暴走族が来て、テントの周りで雑談していた。小石をテントにぶつけていたぜ。」と衝撃の報告が!
砂丘の上で

漫画はつばめの想像の域を出ませんが、みなさん野宿するときはくれぐれも気を付けてくださいね。
こうして鳥取砂丘の一日は終わりました。


この後も3人は天の橋立・大山・津和野・萩・北九州・広島・尾道・倉敷・姫路と旅を続けてゆきます。そのお話はまたあとで